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症例を投稿した鍼灸院:鍼灸マッサージたかはし

産後4カ月のぎっくり腰 赤ちゃんを抱っこするのが不安

産後4カ月のぎっくり腰 赤ちゃんを抱っこするのが不安

症状

産後4カ月。
前日に掃除をしていて急に腰が痛くなった。低い椅子に座った状態と、仰向けから起き上がる、靴下を履くのがとても辛い。
鍼灸施術の経験もあり、ご自身でお灸をするなど親しみもあった。
近くに頼る人もおらず抱っこも不安でできない状態なので早く治したいと思い近くの鍼灸院を検索しご予約。

  • 来院者

    女性

    40 代

  • 期間

    2017年5月 ~ 2017年6月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    5回

施術と経過

動作を確認すると前屈がまったく出来ない状態で、後屈やひねることは問題がなくできる。
肩こりと数年前に椎間板ヘルニアもあり。
初診 前日に症状が起きたばかりで炎症があるかもしれないということと右手の薬指と小指が動かしにくいということから、関連する背中のツボに鍼をしたところ少し腰の軽さを感じた。また指もラクに動かせるようになった。腰に触れていくと顕著な硬さがみられた部分があったため、緩める目的でふくらはぎに刺鍼。他に靴下をはくような動作を考えて足の甲に施術をしたところ痛みは残っているが、腰の軽さを感じ、前屈も少しできるようになったためなるべく安静にしていただくようにお伝えして終了した。
2診 朝起きたときに腰の重だるさは残っているが、前屈が問題無くできるようになっていた。まだ不安があり、床に寝かせた赤ちゃんを抱っこするのは避けている。
3~5診 同様に施術をしたところ3診目のあとには赤ちゃんを抱っこする際の不安は無くなった。朝起きたときのだるさが残ったため5診まで続けた。

初回のご予約をいただいた主訴であるぎっくり腰に対しての施術は終了したが、以前より肩こりや腰に不安があることと子育ての疲れもあり1~2週間に一回の間隔で半年間施術を続けた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

まとめ

もともと腰に不安がある状態で立って抱っこをする日が続いたことが原因と考えられる。5回の施術の中で胃のムカつきなど胃腸症状もみられ対応した。日に日に赤ちゃんも重くなり、夜の授乳での疲労もたまっていたかもしれない。しっかりと不安がなくなるまで気をつけて生活をされ、また施術を続けた半年間はぎっくり腰の発症は起きていない。

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