NEW寝違いから広がる首と腰の痛み
症状

2日前に右首の寝違えから始まり、痛みが徐々に中央部へ広がり、最終的に腰まで痛みが及ぶようになった。痛みは動作時に強く現れ、靴を履く際や咳をする際、立ち上がる動作など些細な動作で痛みが生じていた。日常生活においても体を動かす際に支障があり、特に靴を履く動作が困難であった。これまで医療機関での診断や治療は受けておらず、昨日マッサージを受けたが効果はほとんど感じられなかった。他に体調的な違和感は特にない。
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来院者
女性
40 代
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期間
2024年9月 ~ 2024年9月
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頻度
週1回程度
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通院回数
3回
施術と経過
初診時の触診と動作確認では、頸部後屈と骨盤後傾の動作不良が確認された。首と腰の関係性を考慮し、背中のツボに鍼をしたところ、首と腰の痛みがともに軽減した。初回施術後には痛みがほとんど消失したが、靴を履く際の体の倒しづらさが残っていた。2回目の施術では足の甲やお尻のツボを使用し、さらに症状が改善。靴を履く際の違和感も解消され、日常生活における動作がスムーズになった。3回目の施術後には調子が良くなり、計3回の施術で終了となった。
使用したツボ
まとめ
今回の症例では、首から腰にかけての痛みが動作時に強く現れ、日常生活に支障をきたしていた。背中のツボに鍼をすることで、首と腰の痛みが同時に軽減し、症状の改善が見られた。特に2回目の施術では足の甲やお尻のツボを使用することで、靴を履く際の体の倒しづらさが解消され、日常生活の動作がスムーズになった点が特徴的である。首と腰の関係性を考慮した施術が効果的であり、計3回の施術で症状が改善した。今後も同様の症状に対しては、全身のバランスを考慮したアプローチが有効であると考えられる。