NEW突発性難聴による耳鳴りと聴力低下の施術記録
症状

10日前から右耳の聴力低下と耳鳴りが始まった。耳鳴りは常にあり、聴力は人の声が聞こえない状態である。日常生活では人とのコミュニケーションに支障をきたし、仕事にも影響が出ている。耳鳴りが常にあるため、ストレスを感じている。耳鼻科で突発性難聴の疑いと診断され、治療を受けているが、変化が見られない。首肩の過緊張を感じており、痛みはないが凝っていることがわかる。
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来院者
女性
40 代
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期間
2024年11月 ~ 2025年2月
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頻度
週1回程度
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通院回数
11回~15回
施術と経過
初診時、姿勢が丸まっており、首の緊張が強く、耳の裏のツボに反応が見られた。耳に対して手のツボを使用し、首の緊張を緩和するために手と足のツボを使用した。初回施術後、首の緊張の緩和と耳の裏の圧痛が軽減した。2回目以降は耳の状態を確認し、効果的なツボを選び施術を行った。施術を重ねるごとに耳鳴りが低下し、聴力も徐々に回復した。首の緊張と耳裏の圧痛が軽減するにつれ、症状が改善した。12回の施術で大幅な改善が見られた。施術期間中、耳鳴りが一時的に大きくなることがあったが、事前に説明していたため、問題なく対応できた。
使用したツボ
まとめ
突発性難聴による聴力低下と耳鳴りに対し、手と足のツボを用いた施術が効果的であった。首の緊張を緩和することで、耳の症状も改善したことが確認された。耳鳴りの一時的な増加は治療後の反応として説明済みであり、問題なく対応できた。今後も症状の再発を防ぐため、定期的な施術と生活習慣の改善が重要であると考えられる。