NEW腰と股関節の張りと痛みの改善
症状

半年ほど前から、腰・臀部・股関節周りに強い張りを感じ、特に腰には慢性的な痛みがある。具体的には、腰椎の2番から5番あたりに広がる痛みがあり、前屈や捻り、斜めに伸ばす動作で股関節周りに突っ張りを感じる。座って胸を張る姿勢を取ると腰に負担がかかり、良い姿勢を保つことが難しい。ダンスの動きの中で特に張りを感じ、日常生活では座っているときに丸まってしまう。これまで医療機関での診断や治療は受けておらず、マッサージを試したが大きな変化はなかった。
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来院者
男性
20 代
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期間
2024年4月 ~ 2024年4月
施術と経過
初診時の動作確認では、両股関節の外旋・内旋で張りを感じ、腰のひねりや前屈で突っ張りが確認された。施術では、膝の外側、すね、ふくらはぎ、前腕、鎖骨周り、膝の裏に鍼を行い、股関節の可動域を広げることを目指した。初回施術後、股関節周りの可動域が広がり、突っ張りはほとんどなくなった。腰の座って胸を張った時の辛さは少し残ったが、ダンスの動きで問題なくできるようになったと報告があった。
使用したツボ
まとめ
股関節と臀部の張りに対する施術では、膝やすね、ふくらはぎなどの部位に鍼を行うことで、可動域の改善が見られた。特に股関節の内外旋の問題が解消され、ダンスの動きに支障がなくなったことが確認された。腰の痛みについては、今後も継続的な施術が必要と考えられるが、股関節周りの改善が見られたことは大きな成果である。今後は腰の負担を軽減するための施術を継続し、さらなる改善を目指す。
担当スタッフ
宮島 広介