開口不十分、閉めるときにガクッガクッ
症状
数年前に口が開きづらくなり1年前に歯科で顎関節症の診断を受け、マウスピースを着用していた。ただ、思うように効果が得られずそのうち止めてしまった。半ば諦めかけていたが鍼灸が顎関節症に有効と言うことを知り、当院へ連絡をいただいた。開口1横指半、閉口時にガクッ・ガクッとして雑音が確認できた。
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来院者
女性
40 代
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期間
2020年6月 ~ 2020年6月
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頻度
週2~3回
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通院回数
2回
施術と経過
1回目、肩上部に強いコリがみられたため背中のツボを使った。また、顎関節と関連する小指・肩甲骨の内縁のツボを使った。すると開口動作がスムーズになり1横指半程だった開口動作が3横指になった。閉口動作時の雑音は軽減された。
2回目、1回目の終了時と同様所見であった。側頭筋を緩める目的で仙骨のツボを加えた。最後に肩上部にみられたコリを臀部のツボで取り除くと閉口時の雑音もなくなった。
使用したツボ
まとめ
顎関節は頭・首・背中・臀部と様々な箇所から影響を受け障害をきたします。
顎関節と肩甲骨の関係をベースにコリをとっていくと顎関節の動きを取り戻したと思われます。
担当スタッフ
洲崎 和広