「歪みが原因」と診断されリハビリを受けたものの変化がなかった背中〜腰部の痛み
症状
冬のお休みにスノーボードに行かれた。
その後背中から腰にかけてに痛みが出始めた。
整形外科に行き『これは骨が歪んでいるから痛みが出ている』という説明を受けた。
時間をおいてしばらく様子を見ていたが状況に変化がみられないのでご来院された。
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来院者
女性
40 代
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期間
2020年1月 ~ 2020年2月
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頻度
週1回程度
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通院回数
3回
施術と経過
まず、「レントゲン上の背骨の歪みは痛みの直接的な原因にはならない」旨を伝えた。
その後、気になる部位を確認すると背中から腰部にかけて広範囲に及んでいた。
広範囲に気になるので手のツボや仙骨のツボに鍼をした。
他、動きとしては座った状態から立つ時や寝て体を捻った時に気になるので下肢にあるツボに鍼をした。
回を重ねるごとに痛みの程度が薄まってきて3回目には生活していても支障がない状態になってきた。
使用したツボ
まとめ
整形外科で『歪みが原因です』と言われてからそれが気になってしまい慢性化するケースは少なくない。
今回の例でもそう。
言われた側は路頭に迷ってしまう。
重要なのはそういった見た目の情報ではなく違和感や痛みがあるのはどういったシーンなのかということである。
そうすれば自ずと対策がみられてくる。