サーフィンのテイクオフで発症した腰痛
症状
前日にサーフィンをしていて、テイクオフした瞬間に「ガクン」と腰が抜けたような感じになった。すぐに海から上がったが、徐々に腰が痛くなってきたので、腰に湿布を貼って家で安静にしていた。
翌朝起きると、腰の痛みが強くなっていて、腰をまっすぐに伸ばして立つことが出来なくなっていた。以前頚を痛めた時に、鍼で良くなったことを思い出し、当治療室に来室した。
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来院者
男性
40 代
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期間
2019年5月 ~ 2019年5月
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頻度
週2~3回
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通院回数
2回
施術と経過
歩いた時とまっすぐ立とうとした時に、腰の中心あたりが痛む。安静にしていても、腰に重い痛みを感じる。患部に炎症が残っていると考え、関連する脊柱と手のツボに鍼をした。次に下腿にあるツボに鍼をしたところ、まっすぐに立てるようになり、歩行時の痛みも半分以下となった。
2診目、まっすぐ立つことは出来ているが、体を後ろに反ると痛みが出る。下腿にあるツボ2か所に鍼をすると、痛みなく体を反らせることが出来るようになった。
後日電話で問題なく仕事が出来ていると確認が取れため、施術を終了した。
使用したツボ
まとめ
サーフボードの上に立ち上がるテイクオフという動作で発症した腰痛。痛みが生じる動作がまっすぐ立つことと、体を反らせることと明確だったため、動きに対応した適切なツボを選ぶことが出来た。また、施術開始が発症の翌日と早期であったことも、短期間の施術で良い結果を得ることが出来た要因となった。