ストレスがかかると便秘や下痢をしてしまう
症状
約3年前の中学生時の受験勉強を始めたあたりから、腸に異変を感じた。宿泊学習や課外授業など集団生活を強いられる場面や受験勉強、定期テスト勉強など普段以上のストレスがかかるとガスが貯まったようなお腹になり、下痢や便秘をするようになった。軽い運動不足と思い、運動したり整腸剤を飲んでも症状の改善には繋がらなかった。そこでインターネットで調べると“過敏性腸症候群は鍼に効く”と言う記事を見て地域で施術を受けれる場として当院に行きついた。
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来院者
男性
10 代
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期間
2018年9月 ~ 2020年10月
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頻度
週1回程度
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通院回数
3回
施術と経過
臍を中心に硬い筋肉の緊張が見られた。そのため、頭部に鍼をして緊張を和らげた。再度確認すると右の下腹部に緊張が絞られた。そこで足にある2つのツボで使い対応した。
腹部全体がふわふわになったのを確認し、施術を終えた。
同じような施術を3回続けた。すると日頃感じていた、頭重感や朝一番の全身の倦怠感がなくなり身体全体が軽くなったと報告を受けた。
3回目の後には修学旅行へも無事に行くことが出来て大変喜ばれた。
遠方だったため施術は終了となったがこれから進学へ向けて勉強が始まるので「また頼りにさせてください」とお喜びの言葉をいただいた。
使用したツボ
まとめ
最初の目標である修学旅行への参加が間に合ってよかったと思える症例。腹部の過度な緊張と精神的緊張が重なることで腹部がこわばり、腸へのストレスへとなっていたと考えました。
腸を整えることで気になっていた(頭重感や朝一番の全身の倦怠感)症状までも改善され、家族にも大変感謝されました。
腸の状態は身体の調子と密接な関係があることを改めて実感しました。
担当スタッフ
洲崎 和広