NEWしゃがむ動作と寝返りで悪化する慢性腰痛の1症例1845
医師による診断:腰椎の間が狭いことによる腰痛
症状
クライアントは15年前から腰痛を抱えており、今回は1週間前に運動中に腰部を痛めて来院した。
腰部全体に痛みがあり、特に腰部伸展時や寝返りをうつ時に強い痛みが生じていた。
日常生活では、しゃがむ動作でズキンと痛みが出たりぐっすり眠ることができない状態であった。
医療機関では骨に異常はないものの、腰椎の間が狭いと診断されていた。
初診時の触診では仙腸関節に圧痛が認められ、座位での前屈、立位での伸展後屈、寝ている時の回旋時に痛みがみられた。
腰痛以外に特に気になる症状はなく、患者の痛みを「0〜10」の数値で可視化できる評価ツールであるVASは初回7であった。
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来院者
男性
30 代
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期間
2026年1月 ~ 2026年2月
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頻度
月3回程度
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通院回数
2回
施術と経過
初回施術では、肩稜、委中、豊隆、玉天のツボに鍼をした。
施術後、可動域が大幅に改善し、痛みがなくなった。
2回目の施術でも同様に動きの改善と痛みの寛解を目的として施術を行った。
施術を重ねるごとに腰痛は大きく改善し、2回の施術で症状は大幅に改善した。
最終的にVASは1まで低下し、施術期間中に症状の再燃や新たな症状の出現はなかった。
使用したツボ
症状スコア
まとめ
15年来の腰痛を抱え、運動中に腰部を痛めたクライアントに対し、仙腸関節の圧痛や各動作時の痛みに着目して施術を行った。
肩稜、委中、豊隆、玉天のツボへの鍼施術により、初回から可動域の大幅な改善と痛みの消失が得られた。
2回の施術でVASは7から1まで低下し、腰痛は大きく改善した。
しゃがむ動作や寝返り時の痛みも軽減され、日常生活の質が向上した。腰椎の間が狭いという構造的な問題があったが、適切なツボへの施術により症状の改善が図れた症例である。
担当スタッフ
杉山英照










