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症例の鍼灸院:フルミチ鍼灸院

ふわふわする浮遊性めまいとパニック症による不安障害の1症例

   

ふわふわする浮遊性めまいとパニック症による不安障害の1症例

医師による診断:パニック障害

症状

鍼灸の症例「ふわふわする浮遊性めまいとパニック症による不安障害の1症例」(愛知県あま市 / 名鉄七宝駅)

40代女性が3年前、仕事の接客中に浮遊性のふわふわするめまいを発症した。
症状は職場での接客時やスーパーで陳列されているものを見るときに特に増悪し、不安を伴い自己嫌悪に陥るほど日常生活に支障をきたしていた。
心療内科を受診したところ、パニック障害の疑いと診断された。
また、めまいに加えて目の疲れも感じており、視覚的な負担が症状に関連していると考えられた。
全般性不安障害評価尺度(GAD-7)は初診時17点と高値を示し、不安状態が顕著であった。

  • 来院者

    女性

    40 代

  • 期間

    2025年8月 ~ 2025年9月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    4回

施術と経過

初診時の触診では頸部の緊張が認められた。
平衡感覚に関わる首の硬さを緩め、目の動きを良くすることで空間把握をスムーズにすることを目的に、背中のツボ(T5)、首のツボ(参息)、頭のツボ(目窓、百会)に施術を行った。
初回施術後、頸部が柔らかくなり、目の焦点が合うような感覚とともにふわふわ感が楽になった実感が得られた。
2回目以降も同様の方針で施術を継続したところ、次第にふわふわ感がなくなり、スーパーの陳列も問題なく見られるようになった。
4回の施術で症状は大幅に改善し、日常生活も支障なく送れるようになった。
GAD-7は17点から6点、4点、2点と推移し、不安状態も大きく寛解した。
施術期間中、浮遊性めまいの再発は認められなかった。

データ

使用したツボ

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まとめ

パニック障害の疑いに伴う浮遊性めまいに対して、頸部の緊張緩和と視覚機能の改善を目的とした施術を行った。
背中、首、頭部のツボへの施術により、平衡感覚と空間把握能力が向上し、4回の施術でめまい症状は消失した。
GAD-7の数値が17点から2点まで低下したことから、不安状態も著明に改善したことが客観的に確認された。
頸部の緊張と視覚機能の改善が、めまいと不安の両面に効果的であったと考えられる。
本症例は、パニック障害に伴う身体症状、今回で言えば浮遊性のめまいに対する鍼灸施術の有効性を示す一例である。

担当スタッフ

杉山英照

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