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症例の鍼灸院:鍼灸院ひなた 清澄白河

NEWムチウチによる右頸部から肩にかけての持続痛

   

NEWムチウチによる右頸部から肩にかけての持続痛

症状

鍼灸の症例「ムチウチによる右頸部から肩にかけての持続痛」(清澄白河)

10月に交通事故に遭い、鞭打ちにより右半身の痛みが出現した症例者が来院した。症状は右首から右肩にかけて特に強く、安静時にも痛みが存在し、動作時にはさらに痛みが増強した。常に痛みがあり、特に右に振り返る動作や後ろに首を倒す動作が困難であった。日常生活や仕事は可能であったが、可動域の制限により動きにくさがあり、痛みによるストレスを感じていた。整形外科や接骨院で電気治療を受けていたが、痛みは改善していなかった。元々頭痛があったが、この症状によって頭痛が誘発されることはなかった。初診時の触診では、右の項から背中にかけての緊張が強く認められた。

  • 来院者

    女性

    30 代

  • 期間

施術と経過

手のツボで胸椎を緩め、背中や仙骨にあるツボで首の後ろを緩めるような施術を行った。初回施術後、すぐに首の可動域が改善し、痛みもほとんど消失した。その後、症状についての報告はなく、良好な状態が維持されたと考えられる。

使用したツボ

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ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

交通事故による鞭打ちで右首から右肩にかけての痛みと可動域制限を訴えた症例に対し、手のツボで胸椎を緩め、背中や仙骨のツボで首の後ろを緩める施術を行った。初回施術後、直ちに首の可動域が改善し、痛みもほぼ消失した。整形外科での治療や接骨院での電気治療ではなかなか改善しづかった症状が、ツボを用いた施術により速やかに改善された。鞭打ちによる頸部痛と可動域制限に対して、遠隔部位のツボへの施術が有効であることが示唆された症例である。

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