NEW荷物を取ろうとして起こった急性腰痛
症状

腰部の急性疼痛が発症。宅配便の荷物を受け取ろうとして腰をかがめ、腕を伸ばした際に仙腸関節周辺に激痛が走った。同時に首筋の左側につれるような痛みも出現。痛みは持続的で、靴を履く動作も困難な状態であり、歩行もやっとという状況であった。日常生活動作全般に支障をきたしており、仕事も困難な状態であった。
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来院者
男性
50 代
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期間
2025年9月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時、患部に熱感や腫脹は認められなかったが、ベッド上での体位変換にも困難を示した。すね、肩甲骨、首筋、仙骨周辺のツボに施術を実施。施術後、痛みは8割程度軽減し、動作も8割程度まで回復。その後の症状の再発報告はなかった。
使用したツボ
症状スコア
10
2
機能スコア
3
8
まとめ
急性腰痛に対して、全身的なアプローチによる施術を行った結果、即時的な改善効果が得られた。特に仙腸関節周辺の痛みと首筋のつれ感に対して、すねや肩甲骨など離れた部位への施術を組み合わせたことで、効果的な症状の緩和につながったと考えられる。初回施術で著明な改善が得られ、その後の再発報告もないことから、適切な施術ポイントの選択により、急性腰痛に対する即効性のある対応が可能であることが示唆された。