死の恐怖を感じた運転時のぞわぞわ
症状
当院に来院される3ヶ月ほど前。
高速道路を運転中にパニック発作を発症。
息ができずに死んでしまうのではないかという感覚を覚えた。
心療内科を受診。
パニック障害と診断を受けた。
主症状は呼吸が苦しく鳴る時がある。
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来院者
男性
30 代
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期間
2022年9月 ~ 2022年12月
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頻度
月3回程度
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通院回数
5回
施術と経過
触診所見として背部の緊張が強く出ていた。
その緊張が呼吸の浅さにつながり、パニック発作を引き起こしていると推定。
背部の筋緊張を緩解することでパニック症の改善を図った。
初診〜2診では車の運転時に発作が起こることがあった。
3診目では発作が起きることがなくなったものの長時間じっとしていることができない。
落ち着かない状態であった。
4診目で発作は無くなり、仕事中も長時間同じシーンがあっても問題はなくなった。
5診目もパニック発作はみられなくなり、ひとまず生活に支障がなくなったため経過観察となった。
使用したツボ
まとめ
パニック発作により死の恐怖を感じられる方は多い。
パニック発作自体で命を落とすことはないが不安を抱えられる。
今回の症例もそれに該当した。
しかし、筋緊張を考え、呼吸の浅さを改善していけばパニック症の解決につながることが十分期待ができる。