肩凝りと腰痛
症状
介護現場で働き、1年前から肩の痛みを感じるようになった。酷く痛むときには、側頭部痛もありその都度、整形外科やマッサージ店に行っていた。整形外科では『ストレートネック』と言われ牽引療法を中心としたリハビリがメインであったが痛みが変わることはなかった。また、首や肩にマッサージを加えても症状が変わらないことが続いたため、違う手段として当院に行き着いた。
通常時は痛怠い状態であり、仕事になるとさらに状態が悪くなる。問診をすすめていくと『肩の痛みがとれたら腰もお願いしたいと思っている』と言われていたため、併せて腰の方もみていくことにした。
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来院者
女性
30 代
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期間
2022年12月 ~ 2022年12月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
肩は着替えをする時に痛みを訴えていたことから動きをいていくと肩関節の屈曲・外転・外旋制限があることがわかった。また、腰部には伸展制限があったことからこれらの改善に取り組んだ。
肩と腰部の共通ポイントとして仙腸関節の緊張に目を付けた。そこで関わる肘や臀部のツボに鍼をするとすぐに解消された。
頭痛がやや残ったため、肩上部・後頚部のコリを取り除くように行うと解消された。
※メンテナンス目的での施術を継続している。
使用したツボ
まとめ
患者さんのほとんどは肩や腰の関連に気づいていないことが多く、こちらから聞き出す必要があります。本件におけるポイントは、肘ー肩甲骨ー仙腸関節の連動を用いたことであります。肩甲骨・仙腸関節は肩や腰の動きの起点となるため肩凝り・腰痛を訴える場合は要チェックであります。
担当スタッフ
洲崎 和広