床に座ると感じる腰痛
症状
1ヶ月ほど前から床に座った時や立ち上がる動作をすると腰が痛む。特に床に座っている時が辛く、あぐらや崩したような座り方は痛みが出るため避けて正座で座っている。
痛めたきっかけは部署が変わって運転する機会が増えたためではないかと考えている。
整形外科を受診しレントゲン検査を受けたが異常はなく痛み止めと湿布を処方されたが1ヶ月痛みが変わらないためネットで検索しご来院いただいた。
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来院者
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期間
2021年4月 ~ 2021年5月
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頻度
週2~3回
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通院回数
3回
施術と経過
動きを確認すると前屈の動作で痛みが若干あり腰がこわばる感じがするとのこと。
ベットの上であぐらで座ってもらうと腰のちょうど真ん中あたりに痛みが出る。
触診すると腰の下部に緊張が強く出ていたためこの部位に関連する太もも、ふくらはぎのツボに鍼を行った。前屈の動作を確認すると腰の突っ張りが消えた。
あぐらをかくと痛みは半分以下になった。
体育座りのような姿勢をするとまだ痛みが出るため骨盤の動きに関連する手と背中のツボに鍼を行った。すると体育座りのような座り方でも痛みは出なくなった。
2回目座っている時の痛みは2、3日良かったが戻ってしまったとのこと。いい状態を安定させるため初回と同様の施術を行った。
3回目になると床に座っても痛みは出なくなった。立ち上がる際の痛みも感じることはなく腰を気にせず生活ができているとのことだった。
使用したツボ
まとめ
床であぐらやベタっと座る姿勢は腰への負担が大きい。そのため普段から座るときは正座か椅子にした方がいいとお伝えした。お尻の緊張を緩め腰の可動域を改善できたことにより腰痛が軽減していった。