吐き気を伴う肩こり、途中覚醒を伴い体調不良
症状
1か月前から安静時に吐き気を伴い“何となく調子が悪い”と言う状態が続いた。特にスマートフォンを眺めていると吐き気症状が強くなる。症状が出ないように気を付けながら生活を続けていたがそのうちに途中覚醒が伴い、睡眠不足になってしまった。運転業であるため、会社に申請し2週間ほど休みをもらった。インターネットで調べると“自律神経失調症”と症状が似ていることに気づいた。心療内科を受診し安定剤を処方されたが睡眠不足は変わらず、身体に疲労感も溜まってきたことから次の手段と言うことで当院がヒットした。
喉の通りが気になり声が出しづらい、睡眠不足による疲労感、肩こり頸部痛、頭痛がメインの症状であった。
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来院者
20 代
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期間
2019年10月 ~ 2019年10月
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頻度
週2~3回
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通院回数
4回
施術と経過
頸部の動きをみると上を向くときに強い痛みが出た。また、上部胸椎部には硬結がみられる。腹部は臍を中心に緊張が見られた。これらの動き、緊張に注目し施術を行った。
手関節にあるツボを使うと頸部痛は取れた。また、頭のツボを使うことで背部の緊張と臍の緊張の緩和を図った。
施術後には顔面部が赤くなり、声も通っていたので施術を終えた。
2回目、『あれから眠ることが出来ていて、調子が良い。喉の症状は解消された。今まで気にしてなかった背中のだるさを感じる』とのこと。
前回と同様の施術方針のもと背中にみられた緊張を臀部のツボで対応した。
3回目には片道2時間ほどの運転も可能になった。続いて4回目と施術を行いと症状の消失と運転の業務の自信を取り戻したことを確認し施術を終えた。
使用したツボ
まとめ
喉の通りを良くすることが本症例のポイントでありました。肩こり、頸部痛が取れ睡眠の質を高めることが出来たのが大きかったと思われます。
担当スタッフ
洲崎 和広