階段の上り下りで膝裏が痛む
症状
一か月くらい前から腰の重だるさとともに、階段の上り下りで右膝裏の痛みが気になるようになった。
一週間に2日、立つ⇔中腰の動作が続いたり重いものを持つ仕事があり、そのあとに特に辛くなる。ヘルニアの既往があり症状が長引いたりひどくなるのが不安だったため、鍼治療を考えた。
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来院者
女性
60 代
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期間
2018年12月 ~ 2019年1月
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頻度
週1回程度
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通院回数
2回
施術と経過
腰の重だるさは腰骨の高さのあたりにひろがっている。
触診をするとウエストラインの腰や大腿裏の張りが強く、この部分の緊張が腰や膝裏の痛みの原因と考えて刺鍼をした。また臀部の関係性も考え施術をした。
施術後の確認では階段で確認ができなかったが、足踏みをして少し良くなっている・触診で変化が感じられたため終了とした。
2診のときには、階段を降りるときのみの痛みになった。初診と同様に施術。
2週間後、痛みが無くなったと報告をいただいた。
使用したツボ
まとめ
身体全体、右側の張り感が強かった。
立位と中腰の動作の繰り返しや、重いものを持った時になど常に右側に重心をかけて負担がかかっていたと考えられる。膝裏だけではなく、原因となった動作から負担を考えることが改善につながった。