立っていると痛む腰
症状
2017年の夏過ぎくらいから腰が痛み始めた。
庭師をされていて、そのまま放っておいたら仕事にも支障が出るくらいまでになった。
特に長時間立っている時が気になり、動いている時は比較的楽に感じる。
当院へはグーグルマップを見られてご来院された。
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来院者
男性
30 代
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期間
2018年10月 ~ 2018年10月
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頻度
週1回程度
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通院回数
3回
施術と経過
初回
立ってる時が気になるとのことで動きを確認していくと上体を反った時に痛みが強く出る。
他に腰の中位と右尾てい骨(仙骨)に圧痛がある。
反応が強く出ている右膝裏のツボに鍼をした。
その後動きを確認していくと上体を反る範囲が広がり、痛みも軽減した。腰中位の圧痛も消失。
次に右すねのツボに鍼をした。
右尾てい骨の圧痛も消失した。
2回目
前回の施術から1週間が経った。
その後の調子は良い。周囲からは歩き方がスムーズになった気がすると言われた。
ご来院前日くらいに腰が張りはじめた。
腰を反った時に嫌な感じがある。尾てい骨の圧痛はない。
右の膝裏に鍼をした。その張り感が消失した。
3回目
自分でもバランスが整っているのが分かるとのこと。
立っている時は気にならなくなった。
長時間座っていることがありその時腰が張っているような気がした。
前にかがむと痛みはないが張ってる感がある。
太もも裏に鍼をした。
その後、前にかがんでもらっても張り感は気にならなくなった。
その後痛むことはない。
だいぶ調子がいいので本人の希望もあり月に一回のケアで継続中。
使用したツボ
まとめ
肉体労働系の方の腰痛。
腰には鍼を打っていないが調子が良くなった。
それは原因が腰にはないからである。
動きとツボの反応を見極めれば腰痛は快方に向かうことが期待できる症例であったと言える。
腰の調子が良く仕事も効率よくやれているのを嬉しく思う。