スマホ操作中にビキッと痛めた腰
症状
うつ伏せの状態で両肘をつき、上体を反らせるような体勢でスマートフォンを操作していた。
無意識に横向きになろうとした瞬間に「ビキッ」と音でも鳴ったのではないかと思うほどの電撃痛が走った。
歩くことはできるが痛みが強く、前かがみでは動ける程度。
時間的には深夜。
その場は痛いながらも耐えしのいで翌日ご来院された。
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来院者
女性
30 代
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期間
2018年12月 ~ 2018年12月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
痛みがある部位を確認すると腰~骨盤にかけて広い範囲で痛む。
動作としては上体を反らしたり、左にねじると特に左腰~臀部にかけての痛みが強くなる。
それぞれ連動するツボにも著名な圧痛がみられた。
まず上体を反らせる動きに対して膝裏のツボに鍼をした。
それに対応する部位に確認をしたところ反応が消えていた。
次に左側にねじると痛いのでそれに関連する部位を確認して、左手手の甲のツボに鍼をした。
すぐに違いはみられなかったが数分置鍼をしているとスーと抜けていくような感覚が得られた。
それに対応する部位に確認をしたところここも反応が消えた。
実際に動きを確認するためベッドから起きてもらう時点で動きが滑らかになった。
上体を反らしたり、左側にねじってもまだ全快ではないものの明らかにスッと動きやすくなったという実感が得られた。
その数時間後
特に問題がなく生活ができ、仕事も難なくやれたという連絡を頂いた。
使用したツボ
まとめ
病名のようなものはつけられないがぎっくり腰のようなものではないかと思われる。
今回腰には鍼を打っていない。
腰痛は原因が明らかではないとされることが多い。
しかし、それは患部に原因がないのであってその現象が起きている原因は別で存在するということの表れである。
腰には鍼を打っていない理由、腰以外に原因があったからである。
その点にアプローチをしていけば違いがみられる事は多い。