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症例を書いた鍼灸院:はりきゅうルーム カポス

頭頂部の頭痛と、頚を左右に振ると出現するめまい

頭頂部の頭痛と、頚を左右に振ると出現するめまい

  • 患者

    男性

    60 代

  • 来院

    2014年7月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    3回

症状

4、5か月前から頭頂部に痛みがある。痛む範囲は「カッパのお皿ぐらい」とのこと。
痛みは毎日あり、日によって強さが変動する。頚を細かく左右に振る動きをすると、フワフワするようなめまいが出る。頭痛、めまい以外では、頚全体のコリを感じていて、本人は「頚が原因では」と考えている。
整体やマッサージなどを受けると頭痛が軽減するが、一時的な効果に止まる。頭痛の原因がわからないため不安を感じている。当院の症例に、よく似た症状を見つけて来院。

施術と経過

頚を触診してみると、自覚通り首全体が硬かった。また、頚を支える筋肉(脊柱起立筋)と前側の筋肉(胸鎖乳突筋)の緊張がとても強い事がわかった。首を支える筋肉(脊柱起立筋)は、肩甲骨の動きが鈍いために頚の動きを制限していると考え、肩甲骨内縁のツボに鍼をした。するとこの時点で「あれ?頭痛が楽になってきてるな…」と効果を実感されていた。さらに頚の前側(胸鎖乳突筋)に対して、腕のツボを使用した。すると少し早く首を左右に向いても、フワフワするめまいが出なくなった。残った頭痛を改善させるために背中のツボと、肩を緩めるために殿部のツボを使用して、初回の施術を終えた。
1週間後、2回目の来院時には、めまいはほぼ気にならない程度に改善。頭痛は1週間のうち2日ほど出たのみ。初回と同様の方針で施術を行った結果、そこから1週間後の3回目には、頭痛はほとんど気にならない程度まで改善していた。

使用したツボ

まとめ

頭痛とめまいは、頚と肩の緊張を伴っているケースがとても多い。問診時に、局所を緩めるだけでは一時的な効果しかないと言われていたが、頚や肩こりが硬くなった原因をいかに探し出すかが問題である。また、原因から緩めると、強い硬さのコリも瞬時に緩むケースは少なくない。頭痛の下地となりやすい首と肩の調子を整えたからこそ、短期間で改善したと言える。

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