足のしびれを伴う逆子34週目の妊婦さん
症状
第2子出産予定の妊娠34週目の妊婦さん。30週目の健診で逆子になり体操をしたりして様子を見ていたが戻る気配がない。35週目の健診で帝王切開の手術の日取りを決めることになり気が焦っている。インターネットで逆子治療のことを検索したところ鍼灸治療が効果的であることを知り当院に来院。
-
来院者
女性
30 代
-
期間
2018年9月 ~ 2018年9月
-
頻度
週2~3回
-
通院回数
2回
施術と経過
問診にて症状についてたずねていくと妊娠前にはなかった右足のしびれを感じていることが分かった。まずは逆子治療にて心がけている丸いお腹を作る目的で臀部と手、スネにあるツボに順番に鍼をすると、お腹の張りが軽減してすごく楽になったとのこと、続けて触診にてしびれを感じている部位と腰の緊張部位が一致していた為、足にあるツボに鍼をするとしびれが軽減した。3日後の2回目の来院時には、初回の施術後お腹の赤ちゃんが良く動くようになったとのこと。2診目も初回同様の施術をした。
その後35週目の妊婦検診時には正常の位置に戻っていたと報告をいただき施術を終了とした。
使用したツボ
まとめ
逆子治療ではお腹の張りを解消して、さらにお腹の中の胎児が動きやすくなるようにスペースを作るような施術をする。一般的に逆子も35週を過ぎると戻る可能性が低くなると言われているので早めに対処することが好ましいが、35週過ぎても戻ることもあるのであきらめる必要はない。
担当スタッフ
渡辺拓朗