食事中に痛む顎関節症
症状
2日前から頭痛と肩こりがひどくなり右の顎が痛くなった。
口が開かなくなり、頬を押さえても痛い。とくに食事中に痛みがある。
口を開けるとズレる感じがして大きく開けることはできない。
5年前から右の股関節に痛みがあり整形外科に通院中。股関節を曲げたり、あぐらができない。
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来院者
女性
50 代
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期間
2018年6月 ~ 2018年7月
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頻度
週1回程度
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通院回数
2回
施術と経過
首から肩にかけては患側である右にコリが認められる。また、右の股関節痛が右の顎に影響を与えていると見立て、股関節の治療も行った。
顎の動きに関連する胸椎の調整を手のツボで行い、股関節の動きやすさを出すために腰、ふくらはぎに鍼を行った。 股関節は直後に曲げやすさを感じた。
2回目:顎の痛みは前回の翌日から徐々に無くなり、今(1週間後)はほとんど感じない。同様の治療を行なって終了とした。
使用したツボ
まとめ
顎の痛みは発症からの時間が短いことで早期に回復する可能性はより高くなる。
今回のケースは慢性化していた股関節痛に顎の痛みが影響していたと見立てたことが良い結果につながったと考えられる。