NEW靴を履くときに痛む左足首
症状
40代女性が左足首の痛みを訴えて来院した。3日前から靴を履こうとつま先を伸ばすと痛みが出現し、特にひねったりした覚えはないとのことであった。症状は左足首の底屈時に生じる痛みで、2年前から時々同様の症状が出現しては自然に治癒することを繰り返していた。また、足首を回すと常にパキパキと音が鳴る状態が続いていた。日常生活では靴を履く際に痛みが出るため困っているとのことであった。初診時の動作確認では、底屈を30度の角度まで行うと痛みが誘発され、すねと足、足の指の間に硬さが認められた。なお、症例者は慢性的な腰痛も抱えていた。
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来院者
女性
40 代
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期間
2026年2月 ~ 2026年2月
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頻度
週1回程度
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通院回数
3回
施術と経過
初回施術では、足首を動かしやすくするためにふくらはぎとすねの筋肉の緊張を取る必要があると判断し、対応するツボに鍼をした。施術後、足首の可動域が広がり違和感が薄れ、来院時よりも靴を履きやすくなった。2回目の施術でも基本的にはふくらはぎとすねの筋肉の緊張を和らげながら、同時に身体全体のバランスを整えるように施術を行った。2回の施術で症状は大幅に改善していたが、大雪が降り雪かきをした後に違和感が再び出現した。ただし、痛みまでは及ばず、その違和感もすぐに消失した。3回目の施術を経て症状は完治した。
使用したツボ
まとめ
左足首の底屈時痛を訴えて来院した40代女性に対し、ふくらはぎとすねの筋肉の緊張を緩和するツボへの施術を中心に、身体全体のバランスを整えるアプローチを行った。2年前から繰り返していた症状であったが、3回の施術で完治に至った。施術期間中に雪かきによる一時的な違和感の再燃があったものの、痛みには至らず速やかに改善した。足首の可動域制限には下腿部の筋緊張が関与していることが示唆され、局所だけでなく全身のバランスを考慮した施術が有効であった。慢性的に繰り返す足首の症状に対しても、適切な施術により根本的な改善が期待できる症例であった。



















