NEWストレスで悪化するお腹の張りと腹痛
症状
20代男性が、社会人になった3年前に発症したお腹の張りと腹痛を主訴として来院した。
特に仕事前や仕事中にストレスを感じると腹痛に襲われ、何度もトイレに行かなければならない状態であった。
休日には症状が軽減するものの、仕事中の頻繁なトイレ通いが更なるストレスとなり、悪循環を生んでいた。
2年前に医療機関で過敏性腸症候群の疑いと診断されていた。また、睡眠の質も悪く、寝つきの悪さも訴えていた。
初診時の触診では、腹部に圧痛部位と不快感が認められ、呼吸も浅い状態であった。
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来院者
男性
20 代
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期間
2025年10月 ~ 2025年11月
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頻度
週1回程度
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通院回数
6回
施術と経過
初回施術では、手、前腕、足、臀部のツボに鍼をした。施術直後、腹部の圧痛と不快感はかなり減少し、呼吸も深くなった。
この効果を確認したため、2回目以降も同様の施術方針を継続した。
週1回のペースで施術を行い、回数を重ねるごとに症状は着実に緩和されていった。
仕事中の腹痛やトイレに行く頻度が徐々に減少し、お腹の張りも軽減していった。
6回の施術を終えた時点で、症状が出ることがかなり減ったため、施術を終了とした。
施術期間中、症状の再燃や新たな症状の出現は認められなかった。
使用したツボ
まとめ
過敏性腸症候群の疑いによる腹部症状と睡眠障害を訴える症例に対し、手、前腕、足、臀部のツボへの鍼施術を週1回のペースで計6回行った。
初回施術から腹部の圧痛と不快感の軽減、呼吸の深まりが確認され、継続的な施術により仕事中の腹痛やトイレに行く頻度が着実に減少した。
ストレスに起因する消化器症状に対して、自律神経系の調整を目的とした鍼施術が有効であったと考えられる。
症状の大幅な改善が得られ、日常生活における支障も軽減された。















