NEW繰り返す腹痛と便通の不安定さに悩むお腹の不調
症状
下腹部に不快感や痛みを感じる日が続いており、特に便通の後にも残るような鈍い痛みやスッキリしない感じがある。
便は日によって軟らかかったり、出にくかったりと不安定。下痢が数日続くこともあり、排便後に一時的に楽になるものの、週によって調子に波がある。
お腹の調子によって予定を変えざるを得ないこともある。
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来院者
女性
10 代
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期間
2025年7月 ~ 2025年11月
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頻度
週1回程度
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通院回数
11回~15回
施術と経過
初回は、腹部の緊張や反応点に対して鍼施術を行い、腸の動きの調整と全体の巡りを整えることを目標とした。
2回目は薬をやめて様子を見ている中での施術。大きな不調はなかったが、腸の張りを訴えていたため再度調整。
3回目では腹痛と残便感があり、腹部の反応を見ながら調整を実施。
4回目では「お腹が痛くて予定を変えることが減った」と報告があり、日常生活に余裕が出てきた印象。
その後も週1ペースでの施術を継続。
5回目は便が出てもスッキリ感がなく、6回目では左側の腹部に痛みを感じていた。
7回目は「比較的調子が良かった」との報告で、便通のリズムも整い始めていた。
8回目には「夜中に腹痛があり、排便後に改善した」とのことだったが、全体的には回復が早くなっていた。
9回目では「症状のない期間が2週間続いた」と話されており、安定傾向が続く。
13回目の来院時には「少しお腹の張りはあるが、基本的に調子は良い」とのことだった。
使用したツボ
症状スコア
まとめ
長く続いていた腹部の違和感や便通の不安定さに対し、継続的な鍼施術により徐々に症状が緩和。
腹部の緊張や巡りを整えることで、お腹への負担が軽減し、日々の生活にも余裕が生まれた。
症状の波はありながらも、以前よりも不調の期間が短くなり、本人の気づきも相まって、セルフケアへの意識も高まっている。
担当スタッフ
山岡 凌















