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症例の鍼灸院:はりきゅうルーム カポス

NEW足が上がりにくく引っかかる歩行障害

   

NEW足が上がりにくく引っかかる歩行障害

症状

鍼灸の症例「足が上がりにくく引っかかる歩行障害」(JR品川駅/東京都品川区)

数年前から足や腰の痛みが出現し、足が上がりづらく歩行しづらい状態が続いていた。歩行時には足がよく引っかかり、特に長時間の歩行が困難であった。医療機関では神経的な問題の疑いと診断され、リハビリに通院していた。病院での手技療法を受けた直後は調子が良くなるものの、すぐに元の状態に戻ってしまうことを繰り返していた。初診時の触診では、臀部周辺、特に中殿筋の緊張が強く認められ、歩行時の足の運びの悪さが確認された。腰痛も併発しており、日常生活における移動動作全般に支障をきたしていた。

  • 来院者

    女性

    50 代

  • 期間

    2025年6月 ~ 2025年10月

  • 頻度

    月3回程度

  • 通院回数

    11回~15回

施術と経過

初回は、臀部の中殿筋の緊張が強かったため、そこと関わりが深い足のツボに施術を行った。施術後は足が出しやすくなり、歩行がしやすくなったため、継続的な施術を行うこととなった。2回目以降も中殿筋へのアプローチを続けたが、調子が安定しなかった。そこで、上半身と下半身の連動を意識し、肩甲骨内側のツボに施術を行ったところ、さらに歩行がしやすくなり、調子も安定するようになった。施術を重ねるごとに歩行のしやすさが安定し、他の症状と並行して施術を行いながら、計11回の施術で大幅な改善が得られた。施術期間中、腰や臀部に痛みを訴えることがあったが、その都度適切なアプローチを行い対応した。

使用したツボ

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ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

数年来の足や腰の痛み、歩行困難を訴えていた症例に対し、当初は臀部の中殿筋の緊張に着目し足のツボへの施術を行った。しかし症状が安定しなかったため、上半身と下半身の連動という視点から肩甲骨内側のツボへアプローチを追加したところ、歩行状態が大きく改善し安定した。医療機関でのリハビリでは一時的な改善にとどまっていたが、局所だけでなく全身の連動性を考慮した施術により、11回の治療で日常生活における歩行動作が安定するに至った。本症例は、神経的な問題の疑いによる歩行障害に対して、筋緊張の緩和と身体の連動性改善が有効であったことを示している。

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