NEW頭痛と首の凝りが続く状態の改善例
症状

頭痛が主訴で、痛みの頻度が増加している状態であった。症状は特に仕事中に集中力を欠く原因となり、途中で仕事を切り上げたり休むことが増えていた。病院での診察では原因が特定されず、処方された薬や痛み止めも効果が薄れてきていると感じていた。また、首の凝りと痛みも併発しており、日常生活に支障をきたしていた。
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来院者
男性
30 代
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期間
2024年12月 ~ 2025年4月
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頻度
週1回程度
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通院回数
11回~15回
施術と経過
初診時の触診では、首の動作制限と首肩の緊張が確認された。施術では、首の緊張を緩和し自律神経を整えることを目的に手のツボを使用した。また、首の後ろの緊張に対しては、動きや硬さを確認しながら適切なツボを選択した。初回施術後、首の動きが改善し、呼吸がしやすくなったとの報告があった。継続的な施術では、背中の緊張を緩めるために腰や足のツボを使用し、全身の緊張を解消する方針を取った。施術を重ねるごとに頭痛の頻度が減少し、体全体の緊張が緩和され、呼吸が楽になったことで体を休めやすくなった。施術期間中に生活リズムの乱れで頭痛が再発した際には、骨盤部のツボを使用して対応した。最終的に13回の施術で大幅な改善が見られた。
使用したツボ
まとめ
頭痛の頻度増加と首の凝りを訴える症例に対し、首肩の緊張緩和と自律神経の調整を目的とした施術を行った。手や足、腰のツボを使用し、全身の緊張を解消することで症状の改善が見られた。特に、呼吸が楽になり体を休めやすくなったことが、頭痛の頻度減少に寄与したと考えられる。生活リズムの乱れによる再発時にも適切に対応し、最終的に13回の施術で症状が大幅に改善した。今後も生活習慣の見直しを含めたケアが重要である。