座っているときの方が痛い腰
症状
3週間前に遠出する機会がありその時に子供を抱っこしていると腰部に違和感を覚えた。この間ヨガやストレッチなど軽い運動も出来ており、気になる時間も減っていたが1週間前に仕事でやわらかい椅子の上でデスクワークする時間が長くなると腰臀部を中心に再燃してきた。低いソファー・運転席など身体が丸くなるような姿勢が続くと痛くなる傾向にある。このように波があった中で今朝子供が不意に背中に体当たりしたことでこれまでにない痛みとなったことから連絡をいただいた。
曲げたり伸ばしたりすると痛く、特に曲げる方が鋭い痛みである。座っているのが辛く、立っている方が楽である。
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来院者
女性
40 代
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期間
2024年3月 ~ 2024年3月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
確認すると右の腰臀部に強い緊張がありとりわけ仙腸関節部の緊張が強く現れていた。
症状と照らし合わせ、腓骨にあるツボに鍼をすると屈む動きが楽になった。反ると痛みが残ったことから対応する肩甲骨・臀部のツボ鍼をした。
仕上げに膝裏のツボ鍼をすると解消されたことから施術を終えた。
使用したツボ
まとめ
腓骨ー仙腸関節部の連動を用いた症例であります。腓骨の動きに注目すると体の癖などで腓骨が動きづらいとその影響は仙腸関節の動きを悪くして腰痛につながってしまいます。
座っていると痛くなる腰痛パターンは腓骨・座骨がチェックポイントであります。
担当スタッフ
洲崎 和広