朝の吐き気、息苦しくなる動悸
症状
来院の3年ほど前に夜息苦しくなることがあり、薬を服用していた。
最近まで落ち着いていたが1週間ほど前に薬を変えたことで息苦しさが再発した。
寝ている時と寝起きに動悸で息苦しくなり、朝に吐き気もある。
症状改善のために当院を受診された。
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来院者
女性
20 代
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期間
2023年7月 ~ 2023年11月
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頻度
週1回程度
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通院回数
10回
施術と経過
初回
背中、腹部に硬さがみられたので、それをゆるめるために背部のツボに鍼をした。
硬さがとれ呼吸がしやすくなったとのこと。
2~4回
動悸、吐き気の頻度が減ってきた。
背中、腹部の硬さを確認し、硬さのあるところをゆるめるため背部、脚のツボに鍼をした。
5~9回
動悸、吐き気の頻度が増える時もあるが、薬の量が減り症状は落ち着いてきた。
引き続き背中、腹部の硬さを背部、脚のツボに鍼をしてゆるめた。
10回
吐き気、動悸の頻度が週に1回あるかないかくらいまで減った
その後、経過をみて通院する形になった。
使用したツボ
まとめ
動悸、吐き気の症状は背中や腹部の硬さをゆるめることで改善していくことがわかった症例だった。
長く患っている症状は改善に時間がかかったり、ぶり返したりすることもあるが、根気強く施術を続けることが大切です。
担当スタッフ
森部光葉