寝ても残る疲労感
症状
来院の四年前に不安症のため心療内科を受診した。一年間の薬の服用で症状は改善した。
最近になって仕事などで考えることが多くなり、不安になることが増えた。
寝てもすぐに覚めてしまい疲れがとれず、集中力も続かなくなってきたため、当院を受診された。
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来院者
男性
50 代
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期間
2023年9月 ~ 2023年11月
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頻度
週1回程度
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通院回数
7回
施術と経過
初回
身体を全体的に観察し、肩や背中に硬さがみられた。
硬さがとれ、リラックスできるように、背中や頭部のツボに鍼をした。
2~3回
寝ても疲れがとれず、頭に霞がかかったように重い感じがあり、肩が重いとのこと。
引き続き背中や頭部に鍼をした。
4~6回
頭がぼ~とする頻度が減って、夜も寝れるようになってきた。
朝に耳鳴りがするようになり、肩の重さもまだあるとのこと。
首、肩の硬さを確認し、背中に鍼をした。
7回
耳鳴りや頭がぼ~とすることがまくなり、夜も寝れるようになった。
肩の重さも少なくなってきた。
その後、経過をみてメンテナンスとして来院することとなった。
使用したツボ
まとめ
疲労感や不定愁訴などの原因がはっきりとしない症状でも身体の緊張をとることで改善できるとわかった症例だった。
睡眠がとれるようになると疲労感も軽減され、頭がスッキリする。
そうすることで、不安感も落ち着いていきます。
担当スタッフ
森部光葉