転寝してからの腰痛
症状
2日前の夜、コタツで転寝をしてしまい目を覚ますと起き上がれない程強烈な痛みを腰部に覚えた。ぎっくり腰になったことはあるもののこれまでの人生で最も強いものであった。自宅にあった痛み止めの薬、湿布をして安静にしていると若干和らいだが起き上がりの動き・屈む動きに制限があるため今では身体を動かすことが怖くなってしまった。何より自身の姿を鏡で見たときに骨盤を中心に左に傾いているのが気になる。
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来院者
女性
30 代
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期間
2023年4月 ~ 2023年4月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
腰部に捻じれや屈曲ストレスが加わったときに発症することを把握した。また、本人が気にしていた骨盤の不正も考慮し、まずは重心バランスを整えることを考えた。関連する肩甲骨・臀部のツボに鍼をした。また、股関節の動きを調整することを目的に足指のツボに鍼をした。すると7割程動きが回復した。起き上がり時や屈むときに痛みが腰椎下部に残ったため臀部・背中のツボを使うと消失した。
2週間後に家族の紹介を受けたときに経過良好の報告を受けた。
使用したツボ
まとめ
不良姿勢が起因して腰痛となったケース、重心バランスを整えることを最初に行いました。本件のような姿勢・重心を考えるときには肩甲骨の働きが重要であります。
担当スタッフ
洲崎 和広