重いものを持った翌日から腰がだるい、痛い
症状
普段はデスクワークだがオフィス引越し作業で重いものを運んだり変な体勢で作業をしたせいかその日の夜から腰に重さを感じ始めた。翌朝から目が覚めると腰に痛みを感じるようになったとのこと。
痛みは朝方強くお昼頃になると徐々に重だるさに変わる。会社の近くの整骨院へ通院し毎日電気治療を受けたが変化を感じられなかった。
ネットで検索し当院の記事を見つけご来院いただいた。
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来院者
男性
40 代
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期間
2021年5月 ~ 2021年5月
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頻度
ほぼ毎日
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通院回数
4回
施術と経過
座って話を聞いているだけでも腰が重く気になる。
動作を確認すると後ろに反る後屈の動作で痛みが再現される。
触診を行うと腰に強い緊張が見られる。この緊張を緩めるためお尻のツボ、ふくらはぎのツボに鍼を行った。すると反る動作での痛みは半分くらいになったとのこと。
背中にも緊張が見られたためこの部位を緩めるため手のツボ、肘のツボに鍼をした。
再び後屈動作を確認すると痛みを感じなくなった。
2回目 朝の痛みが半減したとのこと。まだ朝方痛むのと夕方になるとだるさが現れる。いい状態をキープするため初回の施術をベースに鍼を行った。
4回目になると起きた時の痛みもほぼ感じなくなってきた。夕方のだるさは感じることがあるが朝痛みなく起きれるのが嬉しいとのことだった。
使用したツボ
まとめ
朝方の痛みが続きなかなか良くならないという相談は多い。腰に電気をかけたり湿布したりして良くならない場合には腰以外に原因が潜んでいると考えられる。この例も背中や足の緊張を緩めることで腰の改善につながった。