重作業をした翌日からの腰痛
症状
2週間程前、仕事で30~40kgの鉄板を動かして、溶接の作業をした。その翌日から腰が痛くなった。
1週間経っても腰が痛むため、整骨院へ通院。電気療法や湿布薬では、変化が感じられなかった。
座った状態から立ち上がる時が一番痛く、立ち上がってからも痛みがしばらく続く。寝ているのが一番楽だという。
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来院者
男性
50 代
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期間
2020年10月 ~ 2020年10月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
動作確認をしたところ、腰の前屈時に痛みが強く出るとわかった。腰椎下部(左側)に、軽く押しても痛むポイントが見つかった。そこを緩める目的で、ふくらはぎのツボに鍼を行なった。直後、腰の前屈を確認したところ痛みを感じずスムーズに動かせるようになる。腰を捻る動きでの痛みが残ったので、ふくらはぎのツボを追加すると、どう動かしても腰の痛みを感じなくなったため施術を終えた。
使用したツボ
まとめ
腰の前屈・回旋に関連する腰椎の調整を下腿のツボで行なった。重い物を動かしたり溶接をするときの姿勢が、ふくらはぎに負荷を与え、腰椎下部に影響したことで腰痛が起こっていたと考えられる。