だるく、気持ちが落ち込むうつ症状
症状
教育関係のお仕事をされている方
パニック障害、産後うつ、うつ症状の既往があった。
数年症状は落ち着いてはいたが新型コロナウィルスの自粛期間中にうつ症状が再発。
倦怠感、気持ちが上がらない、動悸、不眠、のぼせなどで悩まれるようになった。
そのような理由からお仕事は休職された。
インターネットを見て当院にご来院された。
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来院者
女性
30 代
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期間
2020年7月 ~ 2020年8月
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頻度
週2~3回
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通院回数
7回
施術と経過
身体の状態を確認していくと首から肩甲骨間部の緊張が強く見られた。
その緊張や圧痛をひとつづつ確認しつつなおかつ訴えをお聞きし、身心の不調に親和性があるツボを選んで鍼を行なっていった。
回数はかかるお悩みではあったが回を重ねるごとに症状が緩和。
現在ではお悩みだった症状は落ち着き、お仕事にも復帰され、定期的にメンテナンスにご来院されている。
使用したツボ
まとめ
身心面の不調に関しては心療内科に行かれてもその後なかなか芳しい結果が得られないという方は少なくない。
今回の症例では鍼灸に加えて当院で行なっている栄養療法のアドバイスを加えることによってより相乗効果が得られた。
身心のお悩みに関してなかなか糸口が見えずに悩まれている方もご自身がお持ちの力で克服ができるということが伝わるような症例であったと言える。