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椎間板が減っているのが原因と整形外科で言われた腰痛

椎間板が減っているのが原因と整形外科で言われた腰痛

症状

来院一週間前から、ベッドから起き上がれないくらい腰が痛んだ。その日のうちに整形外科を受診。椎間板が減っているのと背骨が歪んでねじれているのが原因と言われる。固いイスに長時間座った後と、寝て起きたときに「腰が重くて痛い」。整骨院に定期的に通っていたが、改善しなかった。知人の紹介で来院。

  • 来院者

    30 代

  • 期間

    2018年7月 ~ 2018年8月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    5回

施術と経過

最も痛むのは左の腰椎周辺で、「かばっているので右も痛くなってきた」とのこと。ふくらはぎのツボに鍼をしたところ、腰の痛みが消失した。(2診目)「前回の施術後、5日間楽だったがその後痛みが出てきた。」とのこと。前回と同様の施術。(3診目)「痛んでいたところは良くなったが、尾てい骨が痛い」とのこと。膝にあるツボに鍼をしたところ、痛みが消失。4診目で症状がほぼないとのことなので、施術を終了とした。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

まとめ

椎間板の摩耗や、腰椎の捻れが原因とされた腰痛が、はり治療で早期改善した症例。最近の研究では、腰痛は椎間板が原因である事はほとんどない事がわかっている。今回は、画像診断しても、椎間板の変形しか見つけ出せなかったので、やむを得ずこのような診断になったものと考えられる。真の原因は膝とふくらはぎにあった。腰痛の場合、腰に原因を求めると、良い結果が得られないことが多い。椎間板や骨の異常と言われると、一生治らないのでは?と不安になることも少なくないが、適切な鍼の施術を受ける事が出来れば、早期改善の可能性は十分ある。

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