後ろを身体ごと回さないと見ることが出来ない
症状
3日前に寝違えのような症状が起き、段々と後ろを向くことが難しくなってきた。昨日からは服を着替えるときにも一瞬のピキッとした痛みが走り、症状が増悪してきていることから連絡をいただいた。
動作を行うと首から背中にかけての範囲が痛み、首を動かすと決まってこの部が痛んだ。
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来院者
女性
40 代
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期間
2019年9月 ~ 2019年10月
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頻度
週2~3回
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通院回数
3回
施術と経過
動きの中で背中の緊張に注目した。
まずは小指にある頸部の回旋の動きに関わるツボに鍼をした。すると背部への放散痛はなくなった。また、背部のツボを加えて経過を見ることにした。
2回目、『前回より半分程度の回復』とのこと。胸椎部に鍼を加えると動作制限はなくなった。
3回目、『首を横に倒すとやや痛みがある』とのこと。
手の甲のツボに鍼をすると改善された。
使用したツボ
まとめ
頸部と背中は連動しておりどちらかが緊張を起こせば、もう片方の過緊張を起こします。本症例は、この連動が崩れたことにより起きたものと思われます。頸部と背部の連動がスムーズになされることで動きが改善され、痛みも解消されました。
担当スタッフ
洲崎 和広