伸ばすことが出来ない腰
症状
建築業をしており、下にある木材を隣に移そうと腰に力が入ると鈍痛が走った。そのまま腰を伸ばすことが出来なくなり、腰臀部がぼんやりと痛む。当院へは約1年前に同じ症状で来ており、連絡をいただいた。
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来院者
男性
40 代
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期間
2019年8月 ~ 2019年8月
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頻度
週2~3回
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通院回数
2回
施術と経過
仙腸関節部に炎症が見られ特にPSIS部を強く痛がっていた。
まずは身体にみられた炎症反応を小指のツボで対応した。次に患部と連動する肘のツボを使い圧痛を和らげた。痛みが腸骨より下の臀部の方へ移動したため、連動する肩甲骨外縁のツボを使い和らげた。
連休を挟み、3日後に2回目の施術を行う。『日に日に良くなるを実感しているが腰を動かすのが怖い』とのこと。動きを一緒に確かめていくと腰を反る動作に制限がかかっていた。そのため、関連する脚のツボに鍼をすると歩容も整い、スムーズに歩くことが出来た。
使用したツボ
まとめ
1回目の施術はほぼ座位で行っており、患者さんが痛くない姿勢で対応できたのが良かった。大きな緊張がとれると2回目の施術も効果的であり、ツボのもつ作用も十分に活かすことのできた症例と思います。
担当スタッフ
洲崎 和広