バドミントンのロブ動作で痛めた腰
症状
バドミントンの大会を控えた3日前の夜、練習中ロブ動作を行うと腰がピキッと痛み屈むことが難しくなった。また、座っていると臀部から腰、背中の方へとだるくなり楽な姿勢が見つからなかった。
翌朝起きても痛みは変わらず、このままだと大会へも参加できないことを心配して当院へ連絡をいただいた。
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来院者
男性
30 代
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期間
2019年8月 ~ 2019年8月
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頻度
ほぼ毎日
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通院回数
2回
施術と経過
バドミントンの動作を考え、最初に肩甲骨内縁と腸骨の連動に注目した。次に座っているときも痛みがあるため腰部と臀部の連動についても注目した。それぞれに特異的な緊張が見つかったためその部に鍼をした。すると大股で歩けるようになり、伸ばしづらかった腰が伸ばせるようになった。最後に腰の緊張を膝裏にあるツボで取り除き、痛みが半分以上減ったところで1回目の施術を終えた。
2回目(翌日)
『車を乗る時など屈める動きに痛みが少し残る、昨日よりだいぶ良い』と言うことだった。
屈める動き考え胸椎の緊張を見つけたのでその部と対応する脚のツボに鍼をした。
その場で屈む動きが可能になった。また、昨日と同様の施術を行うことで残る緊張を取り除いた。
『何とか試合に間に合いそうです、ありがとうございました。』と言う言葉をいただき施術を終えた。
使用したツボ
まとめ
回旋系スポーツは捻じれが大きく身体に負荷を掛けやすい。ここで大切なのは緊張を取り除き、体の連動を回復させることであります。本症例は大会も控え、身体へ負担もピークになり腰部への負荷が集中しすぎたと思われます。
担当スタッフ
洲崎 和広