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剣道の稽古による慢性腰痛

剣道の稽古による慢性腰痛

  • 患者

    10 代

  • 来院

    2019年7月

  • 頻度

    月3回程度

  • 通院回数

    4回

症状

1年ぐらい前から剣道の稽古や試合で打ち込んだ時、腰に痛みが出るようになった。
先月から痛みが酷くなってきたので来院されました。
特に、面打ちのときに痛みが出やすく、1度痛みが出ると1時間ぐらいは痛みが引かず稽古や試合が行えなくなる。
また、打ち込んだときに膝がピキッと痛むことがあったり、重い物を持ったら腰が痛くなる。
稽古や試合ができなくなるほどの痛みが出なくなることを目標に施術を開始しまいた。

施術と経過

後屈、前屈、捻ると痛みが右腰に出て、ほとんど後屈、前屈、捻ることができない状態でした。
また、打ち込みのときの動きを行ってもらうと、後屈してもらったときには出ない背中の上部あたりを少し反るような動きがありました。
触診では、腰の上、臀部に張りがありました。

まず、背中の柔軟性が気になったので、背中を反れるように手のツボに刺鍼を行いました。
後屈を試してもらうと、後屈の角度はあまり変わっていませんでしたが、背中の上部を反れるようになっていました。
次に、腰の上、臀部の張りと関係のある手のツボに刺鍼を行い、後屈と捻る動きを確認すると6割程度改善されました。
更に、前屈の動きに関係している下腿後面のツボに刺鍼を行い、前屈の動きを確認すると7割程度改善しました。
ここで1回目の施術を終了しました。

その後、2回施術を行い、稽古や試合で痛みが出ることがなくなったので、治療を終了しました。

現在は、疲労が溜まり腰に違和感がでたときなどに通院されています。

使用したツボ

まとめ

竹刀を強く握って打ち込んだり、打ち込んだときの脚への負担が、手や脚と連動性のある腰に負荷をかけて腰痛を引き起こしたと考えられます。
そのため、手や脚のツボに刺鍼することで腰痛が改善していきました。
1年前から腰に痛みが出ていたので、腰に直接マッサージなどをして改善させようとされていましたが、原因が手や脚にあったので改善できなかったようです。
痛みが出ているところが原因とはかぎりません。
痛みが出るときの状況や行動を考えることで、本当の原因が見えてくるという症例でした。

提供:鍼灸院志(こころ)

症例提供