ゴルフ中に痛めた腰
症状
もともとゴルフをすると腰が痛くなりやすい。
ご来院される前日、ゴルフのラウンド中に腰を痛められた。
ゴルフのアドレスをとるだけで右腰部に強い痛みがあった。
そして、時間が経ってきて座っているだけでも痛みが出るようになってきた。
初回にいらした翌日、関西に車で出張。
翌々日取引先とゴルフの予定が入っている。
この状態では車で関西に行くこともきつく、ゴルフができないためご来院された。
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来院者
男性
30 代
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期間
2019年6月 ~ 2019年6月
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頻度
週2~3回
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通院回数
2回
施術と経過
初回
痛みがある部位をお聞きすると右腰部〜仙腸関節と呼ばれる骨盤部にかけて痛みがあった。
動きを確認していくとゴルフのアドレスをとるような前屈、バックスイングをとるような右回旋動作時に痛みがあった。
痛み自体が強めだったので炎症と関係が深い脊柱の反応を確認。
反応が見られたため手のツボに鍼をした。
その後、脊柱の反応は消失。
前屈時での痛みがあるため腰部の反応を確認し、太もも裏側のツボに鍼をした。
前屈時の可動域は広がり、痛みも消失した。
右の回旋動作と右側の仙腸関節の痛み感がまだ残っていたためふくらはぎのツボに鍼をした。
その後それらも無くなった。
2回目
翌日の関西への車での出張。
翌々日の取引先とのゴルフも問題なく行えた。
腰部にあった痛みは無くなったとのこと。
なんとなく全体的な腰部の張り感があったため仙骨にあるツボに鍼をした。
その張り感も無くなった。
その後動いてもらうなどしても気になるところは無くなったため終了とした。
使用したツボ
まとめ
ゴルフをした際にスイング、つまり強めの回旋動作を行うことから生じた腰痛。
もともとゴルフをやると痛みが出やすいこともあるので硬さなどはあったと考えられる。
この場合もどの時に動きに制限があるのかなどを考えていくことで使うツボが決まり、そこに鍼をする。
すると動きでの制限がなくなり、痛みも取れてくる。