骨盤調整後に生じた右腰下肢の痛み
症状
元々腰痛がある方
ゴールデンウィーク中に骨盤調整を受け、その後右の腰から下肢にかけて痛みが生じるようになった。
時間が経ってもあまりにも痛むため痛みどめを服用し、腰にもコルセットを巻いたが眠れないくらい痛みが増してきた。
何をするにも痛むことからゴールデンウィーク後にご来院された。
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来院者
女性
30 代
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期間
2019年5月 ~ 2019年5月
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頻度
週2~3回
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通院回数
2回
施術と経過
初回
問診をしていくと特に座っているときに痛みに意識が行きやすいことがわかった。
動き的には前にかがんだ時、右に体を捻った時、何もしなくても太ももの裏は痛い。
それぞれ、鍼を行なった。
太ももの裏に鍼を打ち前かがみになっても楽になった。
その後腰部の外側、臀部に痛みが目立つとのことなので右手の甲に鍼をした。
するとその部が楽になり、右に捻っても楽になった。
太ももの裏は腰部に鍼をしたところ太もも裏の緊張が無くなった。
ご本人も驚かれていた。
2回目
痛みはかなり引いてきたとのこと。
忘れている事もある。
動きで言えば同じように前かがみ、体を右に捻った時に痛みがある。
他はうっすらと太ももの裏が張って痛む。
太もも裏のツボに鍼をして前かがみは気にならなくなった。
右に捻った時に臀部に痛みがあるのでその連動を整えるために腰部外側のツボに鍼をした。
それも無くなった。
最後、太もも裏は腰部に鍼を行なった。
その後、動いてもらったところ特に何も痛みも違和感もなくなった。
使用したツボ
まとめ
骨盤の調整により痛みが生じた例。
ソフトな整体なので大丈夫と言われていたがそのご本人的にはその患部への刺激が強く入っていたのかと思われる。
どの体勢で一番気になるのか、どの動きで嫌なのかなどその連動を整えていくことが相手がお悩みの原因にダイレクトにアプローチができることを証明するような症例であったと言える。