妊娠9ヶ月(33週)の逆子で、胃の圧迫感と腰痛を伴う
症状
妊娠9ヶ月(33週と3日目)の時の検診にて逆子を指摘された。6~7ヶ月の頃にも、検診で指摘されたことがあったがその時はすぐに直った。逆子体操は教わったばかりで、やったことがない。平素から便秘で市販の整腸剤を用いている。妊娠してから胃が圧迫されて苦しさがある。仕事で中腰が多いためか腰痛が気になる。
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来院者
女性
20 代
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期間
2018年11月
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頻度
週2~3回
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通院回数
6回
施術と経過
仰臥位で腹部に触れると、胎児の頭らしきが上腹部に認められた。直前の産科でのエコーと一致していた。上腹部や季肋部の緊張を解くために、手足や背部のツボを用いた。5回目の施術の後、上腹部にあった頭らしき感触が消えた。直っている可能性があると判断した。その翌日のエコーで、頭位(頭が下)となっていること確認した。その後、1回の施術を行った。その後、頭位は持続し自然分娩ができた。
使用したツボ
まとめ
数回の施術で胎児の姿勢に変化がなかったが、施術の方針を変えず、上腹部と下腹部の双方の緊張を解くことに専念した。その結果、子宮の過緊張が解け胎児の姿勢変化が容易になったと解釈できる。