NEW食後の胃もたれ、みぞおち痛、機能性ディスペプシア
医師による診断:機能性ディスペプシア
症状
40代女性が2か月程前からみぞおち周辺の痛みを自覚し始めた。
初期はみぞおち付近の痛みが主であったが、1か月前からは食後の胃もたれが2日に1度程度の頻度で出現するようになった。
みぞおち辺りに痛みがあり、常に嫌な感じも伴っていた。暴飲暴食をしていないにもかかわらず胃もたれが生じることに困惑していた。
症状には変動があり、痛みを感じない時もあったが、胃もたれは2日に1度の頻度で繰り返し出現していた。
特にストレス過多の状況下で症状が強く現れる傾向があり、日常生活において負担となっていた。
病院で各種検査を受けたが異常は認められず、機能性ディスペプシアの疑いと診断された。
症状の影響で食事をとることに抵抗感が生じ始めていた。
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来院者
女性
40 代
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期間
2025年11月 ~ 2025年12月
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頻度
週1回程度
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通院回数
8回
施術と経過
初診時の腹部触診では、みぞおち部分に圧痛と筋緊張が認められ、その他の腹部にも複数の圧痛部位が確認された。
初回施術では手、足、膝のツボに鍼をした。施術後、圧痛は大幅に軽減され、筋緊張も緩和された。
その後、週1回のペースで施術を継続し、2回目以降も同様に圧痛部位の軽減と筋緊張の緩和を目的とした施術を行った。
4回目の施術終了時には食後の胃もたれを感じなくなり、症状の改善が顕著に現れた。施術期間中に症状の再燃や新たな症状の出現はなく、順調に経過した。
8回目の施術終了時には症状がほぼ緩和され、症例者から元の状態に戻ったとの報告を受けたため、施術を終了した。
使用したツボ
まとめ
機能性ディスペプシアの疑いと診断された40代女性に対し、腹部の圧痛と筋緊張に着目した鍼施術を週1回のペースで実施した。
手、足、膝のツボへの施術により、初回から圧痛と筋緊張の軽減が得られ、4回目終了時には主訴であった食後の胃もたれが消失した。
8回の施術を通じて症状はほぼ緩和され、症例者は元の状態に戻ったと実感するに至った。ストレス過多で症状が増悪する傾向があったが、定期的な施術により症状の安定化が図られた。
機能性ディスペプシアの疑いに対する鍼施術は、腹部の圧痛と筋緊張を軽減することで消化器症状の改善に寄与する可能性が示唆された。













