NEW左肩の動きが悪く、緊張感のある痛みの症例
症状

肩の痛みが主訴であり、特に肩甲骨の動きが悪くなっていた。症状は一ヵ月前から始まり、今朝が最も痛みが強く、左肩全体が緊張している状態で、朝一は動きが悪い。動作時に痛みを感じ、日常生活においてはストレスを感じており、左右差を感じる。朝の肩の動きが悪いため、背筋を伸ばすことができず、すっきりしない状態である。これまでに医療機関での診断や治療は受けておらず、他の体調的な違和感はない。
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来院者
女性
40 代
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期間
2025年3月 ~ 2025年3月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の触診では、肘を曲げた状態での肩回しにおいて動きづらさと痛みが顕著であり、肩関節全体の緊張が確認された。施術としては、まず股関節との連動を図る目的で足首や足のツボに鍼を施し、次に背部のツボに鍼をした。施術後、肩の後面に痛みが残ったため、関連する手指やハムストリングスのツボを使用したところ、痛みが解消された。特に肩甲骨周りの緊張を取るように施術を行い、初回施術後には肩を動かせるようになり、肩回しができるようになったことに喜びを感じていた。
使用したツボ
まとめ
施術により、肩の痛みが軽減し、可動域が改善されたことが確認された。特に、肩甲骨周りの緊張を取るアプローチが効果的であった。今後は、肩の状態を維持し、再発を防ぐためのアプローチが重要である。症例からは、肩の痛みが全身の連動に関連していることが示唆され、今後の治療方針においても全身的なアプローチが有効であることが確認された。
担当スタッフ
洲崎 和広