NEW耳鳴りと耳の痛みを伴う突発性難聴の経過
症状
左耳の突発性難聴により、耳鳴りと耳の奥の痛みが発生している。症状は1ヶ月前に始まり、耳鼻科で診断を受けた結果、聴力の低下が確認された。耳鳴りと耳の奥の痛みは特に強くなることはないが、1日の中で波があり、薬の効果で聴力は回復しているものの、耳鳴りと痛みは残っている。日常生活には大きな影響はないが、耳鳴りと痛みが気になるため辛さを感じている。首肩のこりは慢性的に存在し、耳鼻科での治療後も耳鳴りと痛みが残っている。
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来院者
女性
30 代
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期間
2025年1月 ~ 2025年1月
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頻度
週2~3回
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通院回数
6回
施術と経過
初診時の触診では、耳の裏に硬さと圧痛が確認され、首肩の動きには異常がないが緊張状態が見られた。施術では左の手と腕のツボを使用し、耳と首の治療を行った。初回施術後、首の緊張の緩和を実感したが、耳鳴りと痛みには変化がなかった。2回目の施術後には耳鳴りと痛みの頻度が減少していることが報告され、施術を重ねるごとに耳鳴りの音が小さくなり、痛みを感じることも少なくなった。6回目の治療時には耳鳴りは消失し、1週間の中で数回しか痛みを感じることも無くなった。
使用したツボ
まとめ
耳鳴りと耳の奥の痛みを伴う突発性難聴に対して、鍼を用いた施術が効果を示した。特に首の緊張を緩和することで、耳鳴りや痛みの頻度が減少し、症状の改善が見られた。施術を重ねることで耳鳴りが消失し、痛みも軽減したことから、鍼灸治療が有効であることが示唆される。今後も定期的な施術を行うことで、さらなる改善が期待できる。