ギックリ腰後の残る痛み
症状
10日前に重度なギックリ腰になり、痛み止めの薬・安静など腰に気を付けて過ごしていると3日前からピークの痛みに比べると6割程治まってきた。残る痛みは、長時間座位が続くと痛みが出てくることや低いソファーなどに座り立ちあがるときに鈍痛を感じることであった。感覚的には身体を伸ばそうとすると『引っかかる感じ』が残るとのこと。既往歴として10年前に発症した腰椎椎間板ヘルニアがあるがそのときのような脚の痺れはない。数年前にも同一の症状で来院されていることもあり連絡をいただいた。
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来院者
男性
30 代
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期間
2022年9月 ~ 2022年9月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
動作をみていくと伸展時に仙腸関節部を中心に痛みを訴えていた。そこでこの部と関連する肘・足指に鍼をした。すると大幅に改善され『奥に芯が残る程度』とのこと。仕上げに腰部の緊張を取り除くことを目的に臀部に鍼をすると動きを取り戻し痛みが消失した。
使用したツボ
まとめ
腰の痛みが治りかけている状態であってもなかなか取れない事もあります。多くは腰部を支える仙腸関節・臀部が緊張して腰部の動きを制限しているからであります。このような考えのもと関わる緊張をピンポイントで取り除くことですぐに動きを取り戻し痛みが消失しました、
担当スタッフ
洲崎 和広