現場仕事からデスクワークになったら発症した腰痛
症状
現場仕事を始めた10年くらい前から慢性的に腰痛があった。我慢できないほどではなく辛い時には湿布やコルセットで乗り切ることができた。
ところが現場仕事からデスクワークに仕事内容が変化した後から腰とお尻に我慢できない痛みが現れるようになった。
ジンジンする痛みで座る姿勢や寝ていると痛みが出る。動いてしまうと痛む感覚がボケるため楽。
病院にて画像診断の結果背骨に少し変形があるが異常なしと告げられた。リハビリに通うも症状に変化がないためネットを見てご連絡いただいた。
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来院者
30 代
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期間
2021年1月 ~ 2021年2月
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頻度
週2~3回
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通院回数
5回
施術と経過
動きを確認すると腰を反る動作で痛みが再現されることがわかった。可動域も狭い。
腰の横から押すと痛みが強い部位を発見。この部位の緊張を和らげるため太もものツボ、肩甲骨のツボ、手のツボに鍼をした。
再び押してみると圧痛は軽減。
椅子に腰掛けると先ほどよりも痛みが減っているとのこと。
3診目になるとジンジンする感じは減り違和感に変わった。お尻のツボに鍼をすると違和感も軽減。いい状態を安定させるため初回と同様の施術も行った。
5診目 常にあった違和感は消えデスクワークが長引い痛時に違和感が出る程度となった。生活に支障がなくなったため施術を終了。
使用したツボ
まとめ
腰のコリも重要な指標だが可動域(どれだけ動かせるか)も重要。可動域の改善ができると自然に体が動けるようになり痛みも減っていく。この症例でも可動域が改善され痛みが段階的に軽減していった。