前に足が出づらく、歩きづらい
症状
5日前の朝起きたときに腰から臀部にかけてジーンと何かで刺されているような痛みが走り、それ以降前に足が出づらく歩きづらかった。生活では立つときに痛くなるのでなるべく屈みたくない。仕事へは行ける状態ではなかったことからその日の午後から整形外科へ行くことにした。行ったものの痛み止めの薬と湿布を渡されただけで積極的なリハビリはなく『ぎっくり腰であります、安静にしてください』と言われた。伝えられた通りに過ごしたが仕事もあり長期の安静は難しいと言うことでインターネットで調べ来院された。
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来院者
男性
50 代
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期間
2091年10月 ~ 2019年10月
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頻度
ほぼ毎日
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通院回数
3回
施術と経過
診ると腰方形筋の短縮、腰部の過緊張がみられた。そのためこの部の緊張を取り除くように施術を行った。
手の甲のツボ、膝裏にあるツボに鍼をすると歩行時にまっすぐと歩けるようになった。最後に腰の伸展動作を改善させるように施術を行った。
2回目、『今日はとても良い。このまま仕事へ行けそうだ。』とのこと。
前回と同様の施術を行い、残る緊張を取り除いた。
3回目、仕事後に来院され『いつも通りに仕事出来た。少しだけ疲労感がある。』とのこと。
臀部の鍼を加えることで患部の緊張を取り除いた。
使用したツボ
まとめ
動けないから痛い、動けるから痛くないと考えれば自ずと緊張部位に目が行く。そこで今回は腰方形筋がポイントとなった。ツボを用いたピンポイントの刺激を行うことで緊張も取れ動かしやすくなり痛みも解消された症例である。
担当スタッフ
洲崎 和広