歯科での噛み合わせ治療中に首と顎に痛みが出た
症状
歯科にて1年間かけて噛み合わせの治療を行なっている。歯科医師から「噛み合わせが変わると首がはるかもしれない」と事前に説明があった。3ヶ月ほど前から左顎から左首にかけて痛みが出現した。
顏を左に向けたり、頭を右斜め前に倒すと痛みが出る。特に、朝起きてすぐは首回りが固まったような感覚がある。
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来院者
女性
30 代
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期間
2019年3月
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頻度
週2~3回
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通院回数
2回
施術と経過
身体を触診すると肩甲骨間の左起立筋に顕著な張りがあった。顎の噛み合わせと関係のある背中のツボに鍼をすると顎まわりの痛みは減弱した。
首の痛みが取れていなかったので、背中にある別のツボに鍼をすると、首の痛みも減弱した。
2診目開始時には首の痛みが出現する範囲が狭くなっていたため、関係のある背中のツボに鍼をしたところ違和感がほぼ消失した。
使用したツボ
まとめ
噛み合わせの治療の経過とともにその影響が背中に出ていた例である。顎・首は背中と密接に関係があるため、背中を調整することが重要である。