重い物を持ってから腰が痛み出し、バドミントンの試合中に悪化
症状
1週間前に重い物を持ってから右の腰に軽い痛みを感じていた。来院前日にバドミントンの試合があり、その試合でスマッシュを打った際に悪化。1週間後の大会に備えるため来院された。
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来院者
女性
10 代
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期間
2018年11月 ~ 2018年11月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
痛みが増悪する動作を探してみると、肘を挙げながら上体を左に捻る際に、右腰に痛みが出た。触診では、右肩甲骨外縁、右前腕、右下腿の緊張の強さが認められた。
腕、腰に関係する右肩甲骨外縁に鍼をしたところ、痛みがほぼ消失した。ただし、左に深く上体を捻りながら前屈した際には、若干の違和感が残っていた。そこで、右前腕、右下腿の緊張を緩めるため、右手首のツボに鍼をした。改めて同じ動きをしたところ、可動性が向上し違和感が軽減した。
使用したツボ
まとめ
日頃の練習や試合により、腕や肩甲骨周り、下腿に疲労が蓄積していたと考えられる。そうした疲労が腰の動きを鈍化させ、腰に負担をかけたと考えた。こうした推測に基づき施術を行ったところ著効が得られた。